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夜のドヤ街で映画から社会問題を学ぼうMovie Night Vol.19

夜のドヤ街で映画から社会問題を学ぼう Movie Night Vol.19

「そして、ひと粒のひかり」
生活のために麻薬の運び屋になる17歳のコロンビア少女マリアを描いたアメリカ・コロンビアの合作映画。実話をもとに制作されており、2004年ベルリン国際映画祭銀熊賞のほか、受賞・ノミネートは約30賞におよぶ。

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途上国を中心に児童労働が問題となっています。
2018年に発表された国際労働機関(ILO)の報告書「Global Estimates of Child Labour」によると、世界では約1億5200万人の子どもたちが、十分な教育を受けずに働いています(男子約8800万人、女子約6400万人)。
そのうち、約7300万人は、「危険有害労働」といって、売春、ドラッグ、強制労働といった劣悪な形態の労働に従事しています。
日本に住んでいるとなかなか現実味を持って考えることが少ないこの問題ですが、「持続可能な開発目標(SDGs)」においても目標8のターゲット7として記載されており、2025年までにすべての形態の児童労働を撤廃すると明確に目標が立てられました。また、強制労働、人身売買、現代的奴隷制度についても撤廃を目指しています。私たちにできることはあるのか、この映画を通して考えてみましょう。

児童労働とは…
15歳未満で就労し、または18歳未満で危険で有害な労働に従事することで、十分な教育を受けられずに、子どもに身体的、社会的、精神的、道徳的な悪影響を与えること(国際労働機関ILOの定義より)

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ドヤ街である寿町を拠点としている私たちは、様々な人に寿町を知ってもらいたく、Movie Nightと題し、月に1本映画を選んでホステルのフロントスクリーンで上映会を開催してきました。寿町を歩くと日本における社会問題の大半を目にすることができると言われています。普段寿町に足を踏み入れない方も夜のドヤ街で社会問題に切り込んだ映画から学び、一緒に考えてみましょう。

*貧困・児童労働などのテーマに興味のある方
*寿町に興味のある方
*ヨコハマホステルヴィレッジに興味のある方
*映画が好きな方
どなたでも参加可能です!お気軽にご参加ください!

公式Facebookページ


【詳細】
場所:ヨコハマホステルヴィレッジフロント
日時:1/11(土) 18:30〜21:00
題材:「そして、ひと粒のひかり」
参加費:無料
*ドリンク(クラフトビール、ワイン、ソフトドリンク等)は販売しています。」

参加いただく意義
・映画を通して社会問題を学ぶことができる。
・問題に対して他の人の意見を聞くことができる。
・問題に対して自分の考えを整理することができる。
・寿町について知ることができる。
・普段関わらない人と出会うことができる。